生　理　痛

このような症状でお困りではありませんか？

　生理痛とは生理（月経）周期に伴う、下腹部や腰部の痛みを訴えている状態です。その他にも、頭痛やめまい、PMS（精神不安定）と言った症状を引き起こす場合があります。日本では、生理痛に悩んでいる方（初潮を迎え閉経まで）は全体の80％以上と言われていおり、５人中４人が毎月訪れる生理痛に悩んでいるのです。

　この生理痛ですが、実は先進国ほど罹患率が高く、発展途上国ほど罹患率が低いというのはご存知でしょうか？
これには女性ホルモンのバランスが大きく関わっているわけですが、世界の国によって初潮を迎える年齢が異なっていることはご存知ですか？
日本や海外の先進国では、平均的に初潮を迎えるのが小学生の高学年頃からであり非常に早くなっています。
しかし、発展途上国や戦前の日本では初潮を迎える年齢は約15歳なのです。
つまり、現代の便利になった生活は、何かしらの影響を受け女性ホルモンバランスが乱れ初潮が早くなっているということです。

　女性ホルモンは大きく分けて２種類のホルモンからなります。

• エストロゲン・・・女性らしさを作るホルモン
• プロゲステロン・・・お母さんになるためのホルモン

​この２種類のホルモンがバランスよく働くことで、安定した生理周期を迎えることができるのです。
▼ それぞれのホルモンの役割

このバランスが崩れた時に、生理周期は乱れ、生理痛やPMSと言った女性特有のさまざまな問題が引き起こされてしまうのです。

　初潮が訪れるメカニズムは、女性ホルモンの一つであるエストロゲンの血中濃度がある程度の値を超えた時に起こると言われています。そのため、現代の初潮が早い原因はこの血中エストロゲン濃度が早い段階で高くなっているということです。

　自然の流れで身体の成熟に伴い初潮が起こるのであれば、問題はありませんが、実際はそうはいきません。この血中エストロゲンの増加は冒頭でお話した通り、内分泌撹乱物質による影響だからです。

▼ 内分泌撹乱物質による問題

　など、現在でもこれだけの問題がわかっています。

　初潮が早いということは一生の中で、生理の回数が増えるということです。
昔（江戸時代）に比べその数なんと９〜１０倍！
昔は100回以下だった生理が、現在では450回以上と激増しているのです。
これには当時の栄養状態や平均寿命などの関係もあるため、正確な値ではないかもしれませんが、それを除いても増えているのは明らかです。

排卵は妊娠・出産には必要なことですが、必要以上に多い場合は卵巣に対してある程度のダメージを与えてしまい、婦人科系の病気のリスクになるということもわかっています。

その他にも

• 過度なストレス
• 不規則な生活
• 急激なダイエット
• 栄養バランスの悪い食事
• 身体に対して害となるもの（喫煙、過度な飲酒など）

も生理痛を引き起こしてしまう原因になるため、
問診と身体の状態からしっかりと判断していかなければならないのです。

当院ではその辛い生理痛を改善するために、

• カウンセリングにより食事、栄養状態の改善
• 内臓治療により内臓機能の向上
• 骨格を調整することで臓器を正しい位置に
• ファスティングにより体内毒素のデトックス

などを行っていきます。
女性ホルモンのバランスを施術で整えることはできませんが、
内臓の働きを良くすることで、体内に蓄積しやすい毒素を排出しやすい身体にしていきます。
また、ファスティングを行うことで体を内側からデトックスすることができますので非常におすすめです！

当院では多角的に生理痛の原因に対してアプローチをすることで、
生理痛の根本的な原因を解決します！